Rippleに代わる隠れた有望銘柄として今年に入り大注目を浴びているZipperですが、現在どのような状況にあるのか、プロジェクトの動きなどの情報をまとめてみたいと思います。
Zipperプロジェクトは、より効果的にZIPの価格を上げるために、今までの低迷相場では意図的に情報を発信してきませんでした。
しかし、今年今年2018年9月に入り仮想通貨市場がトレンド転換の兆しを見せたのに合わせ、少しずつ情報の発信を始めました。
公式サイトでは、最新情報は更新されておらず、情報発信は主に公式Twitter上で行われています。
この銘柄に関して記事にするのは若干タイミングが遅いですが、まだまだ注目されており今後もじわじわと伸びてくると思われるので、少し詳しく書いてみたいと思います。 私もタイミングを見て購入していきたいと計画しております・・  […]
TAXChainとの提携
TAXChain and Zipper reached a cooperation and it will join the Zipper-Token Cashification Ecology (ZTC).
TAXChain uses Zipper’s distributed technology to provide tax authorities with regulatory tools and to provide taxpayers with non-profit tax services. https://t.co/VLmjwQUFpd— Zipper (@ZipperInfo) 2018年8月19日
TAXChainは中国のブロックチェーン企業で、中国当局に対しブロックチェーンを利用した税制システムの提供を図っています。
今回の提携の話を簡単に言うと、納税管理をより効率的に行えるようにZipperのシステムをTAXchainが利用することになるということです。
まだ、TAXChainのプロジェクトがどこまで実用レベルで進んでいるかはわかりませんが、万が一中国国内で利用されることになれば、ZIPのの価値が上がることは間違いありません。
現実的にはまだまだ難しい段階にあるのかもしれません。
CSPayでの運用開始
公式からのアナウンスによると、ZipperNetが正式にトークンによる決済システムに接続され精算まで実現したそうです。
短期的には香港の企業を中心により多くの企業がZipperNetを利用することにあり、10月には日本の企業の利用も可能になるとのことです。
香港においてプレゼンテーションのイベントも企画されており、地元の200~300の企業が参加を予定しています。
ZipperNetが実用レベルで稼働していることを表す重要な発表です。地元の香港を中心に参加企業を集めるなど、Zipperネットの普及に関する活動が活発に行われていることがわかります。
国境を越えた法定通貨の交換事業を計画
ZipperのCEOであるBoris Chanは、Zipper社が国境を越えた法定通貨の交換事業の準備を本格的に開始していると発表しました。
第一弾として、日本、香港、フィリピンでの事業展開を計画しているそうです。
最終的には110以上の法定通貨を取引できるようにサポートが行われるようです。Rippleなど同じ目的の仮想通貨が存在しますが、Zipperはそれらの中で最も優れたものになると公言しています。
この発表に関して具体的にどこまで計画が進んでいるのかはわかりません。
技術的にZipperが上回っていても、多くの中央銀行や都市銀行と提携済みであるRippleに追いつくにはマーケティングに膨大なエネルギーを注がなければならないでしょう。
その点についても今後のZipperプロジェクトの動きには期待したいところです。
チェーン開発を発表
仮想通貨取引所Fcoinにおいて2019年にZipperNetを採用する予定でしたが、Fcoinコミュニティの要望によりFractalという独自チェーンを開発、採用することを発表しました。
FcoinにおいてZipperNetが採用されることはZIP保有者にとって大きな期待材料でしたが、このビッグイベントがなくなってしまいました。
案の定この発表にあわせ、ZIPの価格も急落しました。
ZipperとFcoinは当初友好的な関係にありましたが、公式からのアナウンス等を見る限り、現在は互いにあまり意識はしていない関係にあるようです。
Zipperの価格を予想するうえで数少ない確約された材料であったため、マイナスのインパクトが大きいニュースとなりました。
今後このバッドニューズを払拭するような材料があることを期待したいところです。
開発状況の進捗を隔週で公開
これは特にニュースというわけではありませんが、Zipperプロジェクトの開発が活発に動いていることを示す重要な材料です。
上記のように、公式Twitter上で開発状況をを細かくアップしています。技術的な内容なので細かく理解することは難しいですが、開発が放置されてしまう仮想通貨プロジェクトが多い中、このように現状を発信してくれるのは投資家にとって安心できる材料です。
Zipperの現在の状況
9月~10月に入り、これまで控えていた情報発信が少しずつ行われるようになりました。
しかし、(あくまで個人的にですが)まだ価格に影響を与えるインパクトを持った情報は発信されていないように思われます。
提携や実用のニュースもまだ小規模なものなので、もしかするとビッグニュースはまだ温存している可能性も考えられます。
もしくは、そもそもの材料がない可能性もあり得ます(コイン保有者にとってはつらい状況です・・)
しかしながら、価格に最も影響を与えるのはやはり仮想通貨市場全体の雰囲気ですので、今後必ず訪れる強気相場までにしっかりとしたプロジェクトの土台と信頼を築いていってほしいところです。
価格については、安値を更新することなく底値をしっかりと切り上げてきています。
また、取引高も確実に増えてきており、チャート上では高騰する準備が整った形となっています。
今後の伸びしろを考えると、底値から少し上がった現在の価格でも十分リスクを吸収できる価格帯にあると思います。
0.1円~0.15円の範囲で取得できれば、十分利益が期待できる価格帯ではないでしょうか。
毎年10月~12月は仮想通貨市場がバブル的な動きをしていますので、今年後半にも期待したいところです。
2019年3月21日追記
久しぶりにZipperの状況を追ってみました。
相変わらず、公式サイトの更新はなくTwitterでの情報発信が主になっているようです。
隔週での進捗状況の公表
Zipper Biweekly Project Progress Report (0304-0317)https://t.co/pl6NosUy2z
— Zipper (@ZipperInfo) 2019年3月19日
Zipper Biweekly Project Progress Report(0204–0217) pic.twitter.com/xukUcC6Wx2
— Zipper (@ZipperInfo) 2019年2月18日
Zipper Biweekly Project Progress Report(0121–0203) pic.twitter.com/1b3Qkb2JkT
— Zipper (@ZipperInfo) 2019年2月12日
Zipper Biweekly Project Progress Report(0107–0120) https://t.co/DF7jYUI4jL
— Zipper (@ZipperInfo) 2019年1月22日
こちらは変わらず隔週で進捗状況を画像付きでアップしています。
プロジェクトが止まっていないという証拠なので投資するにあたり一つの材料となります。
ZipperBankの開発
ZipperBankについては、進捗状況の内容を見る中で現在開発している独自ウォレットのようです。
ZipperBankについて
Android・iOS端末用が開発されています。
個人間での仮想通貨のやりとりや、取引にも使えるようです。
また、送信速度や操作の簡略化などユーザー目線での開発が行われています。
ZipperNetの特徴が反映されたウォレットになるようです。
まだ、ローンチの時期は発表されていないようです。
HUAWEI CloudとGrandshores Technology
HUAWEI Cloud、Grandshores Tecnology、この2社についてはZipperと直接関係があるわけではありません。
Zipperが提携済みのオンライン決済関連企業であるCSPayと協力関係にある企業です。
以前もお知らせそしましたが、CSPayの決済技術にはZipperが組み込まれることになっています。
HUAWEI Cloud、Grandshores Tecnologyの2社は、CSpayの技術面で協力関係にあります。なので、うまくいけばこの大手2社の製品やサービスにZipperの技術が使われるということになります。