【低資金から】スキャルピングのすすめ【ビットコイン編】

ビットコインの証拠金取引(FX)による短期売買(スキャルピング・デイトレード)の始め方について解説します。

仮想通貨と言えば、そのボラティリティ(値動き)の大きさにより現物買いでも十分利益を狙えるのが魅力です。

その一方で、FX(証拠金取引)によるレバレッジをかけた取引も人気を集めています。

今回は、ビットコインの証拠金取引によるスキャルピングやデイトレードの短期売買の始め方について紹介します。

 

短期売買(スキャルピング・デイトレード)とは

言葉の通り、短い時間の間に新規注文と決済を繰り返すのが短期売買です。

具体的な定義はありませんが、スキャルピング → デイトレード → スイング の順で注文から決済までの時間が長くなります。

スイングは数日~数か月の長い取引時間を要する取引手法です。

 

スキャルピング

スキャルピングとは、「皮を剥ぐ」という言葉からきており、皮を剥ぐように薄く小さな利益をそぎ取っていく手法です。

トレーダーにもよりますが、そのトレード時間は数秒~数十分と短く、確実に利益を決済していくのがスキャルピングです。

中には、利益が出た瞬間に秒速で利益確定する超短期売買を得意とするトレーダーも存在します。

また、少ない値幅を狙う分レバレッジを高めに設定するのが特徴です。その為、利益確定と同様損切りについても素早い判断での実行が必須となります。

スキャルピング

■少ない値幅を狙いにいく

■取引時間は数秒~数十分

■レバレッジを高くする分、素早い損切りが必須

 

デイトレード

デイトレードとは、その日1日の値動きを予想してトレードするスタイルです。

株取引であれば、市場が開いている9時~15時の時間の間で取引を完結させますが、仮想通貨や為替は24時間市場が開いていますのでトレード時間は定義されていません。

1日を通してポジションを保有したり、数時間で一つの取引を完結させるのが仮想通貨や為替取引のだいたいの時間軸です。

スキャルピングにも言えることですが、ポジションを持つ時間が短いのでその分突発的なリスクに合う確率も低く、比較的安全なトレードスタイルです。

デイトレード
■数時間~1日の時間軸でトレードする■ポジション保有時間が短いほど低リスク

 

短期売買のメリット

スイングのような長期でのトレードに比べて、短期売買にはその手法の特徴から様々なメリットがあります。

 

少ない資金から始めることができる

小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルなので、資金も多くは必要ありません。

損切り幅を大きくとらなければならない長期トレードに比べ、レバレッジを高くすることができるので、低資金からでも十分資産を増やすことが可能です。

 

チャンスがあれば何度でもトレードできる

基本的に短い時間足を見ていきます。その為、チャートの更新スパンが長い長期足を見るよりも、チャートが目まぐるしく形を変える短期足のほうが自分の手法に合ったチャート形状に遭遇する機会も当然増えます。

チャンスにを見つける確率が高い為、勝率が高ければその分短期で多くの利益を得ることができます。

 

突発的なリスクに会う機会が少ない

長期でのスイングトレードのように、長い間ポジションを保有している場合、その分様々なリスクにさらされる確率も高くなります。突発的なファンダメンタルズ要因による大暴落等に巻き込まれる可能性もあるため、精神的にも気の抜けない期間が長くなります。

それに比べ、短期売買は相場にポジションを晒している時間が短い為、上記のようなイレギュラーなリスクに直面する確率も低くなります。

 

独自の相場観が養える

短期売買、特にスキャルピングはそのトレードスタイルのためチャートに向き合っている時間が長くなります。その為、多くの値動きやチャート形状に向き合うことが多くなるとともに、トレード回数もかなり増えていきます。これにより、トレーダーとしての経験値が増え、独自の手法や相場観が養えると言われています。

熟練した短期トレーダーになると、テクニカル分析では説明できない独自の勘をトレードの根拠としている方もいます。

 

Bitcoin(ビットコイン)がスキャルピングに向く理由

値動き(ボラティリティ)の大きさ

FX(為替)の場合1日の値動きは最大で5%ほどです。しかも5%の値動きというと、例えばドル円が100円の場合5円幅で動くことになります。このような値動きは1年に1度あるかないかです。

通常時であれば、1日にせいぜい0.5~1%程です。

それに比べ、ビットコインの場合、1日の値動きは10%は当たり前です。時には20~30%の値動きを見せることもあります。

スキャルピングで必要なのは、ボラティリティの高さです。値動きから利益をそぎ取っていく取引手法のため、動きが少なくチャートも変動しない相場ではなかなかまともにトレードすることはできません。

また、効率よく短期間で収益を上げられることがスキャルピングの最大の利点ですので、その点においてはボラティリティの高いビットコインはスキャルピングに最適といえることができます。

 

 

市場の成熟度

これについては、上記ボラティリティの話に少し関係してくるのですが、ビットコイン等仮想通貨の場合、市場規模がまだまだ小さいです。

ドル円の1日の取引量は90兆円です。それに対しビットコインは2000億円。ドル円の約500分の1にすぎません。

この数字が何を意味するかというと、

  • ボラティリティが高くなる

これは前項に関係しますが、取引量が少ない(市場参加者が少ない)と少し大きな売買が入るだけで相場が急変動します。よって、取引量が少ないことでボラティリティが高い状態になります。

  • ヘッジファンド等の大口の参加が少ない

FXや株に比べてまだ仮想通貨市場への大口の参加はとても少ないです。ヘッジファンドなど大口の機関投資家は、個人投資家を欺くような熟練した手法でチャートを支配します。そのようなファンドの参入が少なければチャートは比較的素直な値動きを描く傾向があります。

しかし比較的若いファンドほど仮想通貨市場への参入する割合が高くなっている傾向がありますので、今後市場規模が膨らむにつれ値動きの質が変わってくる可能性も十分考えられます。

 

※その人の手法や経験により、一概にビットコイン相場のほうがやりやすいというわけではありません!

 

手数料無料でレバレッジ取引ができる取引所がある

スプレッド(手数料) ボラティリティ レバレッジ
国内FX業者 狭い 1日 ~5%程度 15倍
海外FX業者 広い 1日 ~5%程度 400~1000倍
ビットコイン取引所(国内) 無料の場合あり 1日 ~30%程度 5~15倍

国内FX業者の場合、スプレッド(手数料)は狭いですが、レバレッジが低いため多額の資金を入れないとボラティリティが低い相場ではスキャルピングで満足な利益をとれません。海外FX業者だと、高レバレッジが可能ですが、小さな値幅を狙いに行くスキャルピングの場合、広いスプレッドに利益が圧迫されてしまいます。(海外FX業者の場合手数料付きのノースプレッド口座も有り)

対して、ビットコイン取引所の場合、手数料がほぼ無料で取引をすることができます。なので、何度も細かくトレードしても手数料が損益に影響されることは少ないです。また、レバレッジは低めですが、その分ビットコインのボラティリティは高いのでスキャルピングにも向いています。

上記の取引所のデータは、国内の取引業者のものになります。特に大手のbitFlyerは多くのトレーダーがビットコインのレバレッジ取引に利用しており、短期売買で大きな収益を上げている方も多い実績のある取引所です。

短時間にシビアな取引が要求されるスキャルピングでは、取引手法と同じくらい取引所選びも重要な要素となってきます。

 

スキャルピングのコツ

テクニカル分析の基本

スキャルピングは、テクニカル分析を用いて行います。なので、テクニカル分析の基本を習得しておくことは必須となります。

テクニカル分析は、時間軸関係なく短期であっても長期であっても有効となります。テクニカル分析の基本についての記事をいくつか書いていますので参考としていただければと思います。

 

スキャルピングのコツとして、ボリンジャーバンドや一目均衡表などのインジケーターを利用した手法の紹介をよく見ますが、個人的には上記で紹介したテクニカル分析の基本が最も重要な要素と考えています。これら基本だけでも十分勝率の高いトレードは可能です。

基本をしっかり習得した上で、補助として各種インジケータを利用することをおススメします。

 

基本は1分~5分足でも長期の足を見る

スキャルピングは短期売買なので、基本的には1分足~5分足を見てトレードします。

ただし、相場の全体を把握することでより優位にトレードをすることができます。そのためには1時間足以上の長い時間足も確認することが必要となってきます。

長期の足を見ることで、

  • 相場の大局が分かる

短期でも長期のトレンドに沿ったトレードをすることで無理な逆張りが少なくなりリスクも減ります。スキャルピングにおいてもトレンド方向への売買に絞って取引する手法もあります。

  • 意識されるラインが分かる

長い時間軸で引かれたラインほど意識されやすくなります。スキャルピングをする際も当然長期足に引かれた線を無視せずトレードすることが必要となります。

 

素早い損切り

高めのレバレッジで取引をするスキャルピングでは、少しのタイミングのずれが致命的な損失となります。勝率が高くても、1回あたりの損失額が大きくては意味がありません。

スキャルピングは1日に多くの回数をトレードする手法なので、必ず損切りしなければならないトレードが発生します。含み損に対して躊躇せず機械的に素早い損切りをすることが求められます。

損切りラインを決める、損切りの値幅を決めるなどルールを定めてトレードする手もあります。

 

 

スキャルピングに向いた取引所(bitFlyer)

スキャルピングに向いた取引所として、手数料(スプレッド)、操作性、信頼性の観点からおすすめできる取引所を紹介します。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは、ビットコインの短期売買を行うトレーダーのほとんどがメインとして使っている取引所です。

最大レバレッジ 4倍
取引手数料 無料※
レバレッジ手数料 0.04%/日
日本円出金手数料 ~756円
取引プラットフォーム bitFlyer Lightning
追証水準 80%
ロスカット(強制決済)水準 50%

※取引手数料は基本的に無料ですが、現物価格とFXの価格に5%以上の乖離が発生した場合、SFDというシステムにより乖離方向への売買には最大2%が徴収されます。逆に乖離を縮める方向への売買には2%の付与があります。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は、bitFlyerのレバレッジ取引ができるサービスです。上記の表のように、レバレッジは最大4倍で取引手数料が無料なため、スキャルピングにとても適した取引環境と言えます。

 

上の画像のように、専用の画面には取引に必要な情報が全て表示されており、各種インジケータ―を表示させることも可能です。

ただし、動作が少し遅くなる時があるので、取引に支障をきたすと感じた場合は、TradingView(トレーディングビュー)わくわく黒マらんどなど遅延の少ないチャート表示専用のサービスを利用することをおすすめします。

bitFlyer公式サイトはこちらから

 

 

 

上の画像はTradingView(トレーディングビュー)のチャート画面です。無料版でも十分使えますが、表示できるインジケータの数など様々な制限があるので、機能をフルに使いたい場合は、月額9.95ドルから使えるプロ版もおすすめです。(プランによって金額は変わります)

TradingViewは、ビットコインだけでなく、為替、株式などほとんどの相場や指数を充実した機能で分析することができるので、投資をされる方には必須のサービスと言えます。

 

取引所選びの注意点

その取引所ほんとにスキャルピング向き?

この記事を書くにあたり、スキャルピングに向いた取引所を他サイトで下調べしました。

そこでよくおすすめされていた取引所は、GMOコインBITPOINT(ビットポイント)などです。

GMOコインは、バッググラウンドが証券取引やインターネット関連事業を展開するGMOグループなので信頼性の点では国内随一です。そしてレバレッジ取引の仕様に関しては最大レバレッジ10倍、レバレッジ取引の銘柄はリップルやライトコインなど5種類と魅力的なものがあります。

BITPOINTについては、最大レバレッジ25倍で国内業者では一番高く、ダイナミックな取引をするのに向いています。

どちらも普通にトレードするにはおすすめの業者です。

しかし、どちらの業者もスキャルピングをするにはスプレッドが広くあまりおすすめはできません。

GMOはビットコインで最低300円~5000円以上BITPOINTも数百円から5000円以上となります。小さな値幅を抜いていくスキャルピングではこのスプレッドでは不利なトレードになる可能性はかなり高くなります。

また、スプレッドが開くタイミングは値動き(ボラティリティ)が高くなった時が多いです。スキャルピングではボラティリティが高い時がチャンスですので、そのタイミングでスプレッドが広がってしまうと利益を上げるのは難しくなります。

そして、少額からでも始められるのがスキャルピングのメリットなので、予期せぬ変動スプレッドの拡大によって逆に少額投資が不利になる場合も考えられます。

上記の2社ともそれぞれ他社にはない魅力的な取引環境や取引条件がありますので、できればデイトレード以上の中期~長期売買で使用することをおすすめします。

 

※これらの取引所がスキャルピング向けとブログやサイトで紹介されているのは、アフィリエイト(紹介報酬)がサイト運営者に入る仕組みとなっているからです。bitFlyerはスキャルピングに最適な取引所ですがアフィリエイトプログラムを終了した為、ブログやサイトでbitFlyerを紹介するメリットはなく紹介しているブログやサイトが少なくなっています。

 

「手数料無料」に注意

公式で取引手数料無料と書かれている取引所を多く見ます。しかし、スプレッドについて具体的な数字を載せているところは少なく、書いてあっても「変動スプレッド制」などの記載を見かけます。

取引手数料無料 = スプレッドゼロと勘違いしないようにしましょう。