ビットフライヤー(bitFlyer)の特徴と評判
ビットフライヤー(bitFlyer)は、日本の仮想通貨取引所です。ビットコイン(bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)など、仮想通貨の中でも知名度があり安定性の通貨を取り扱っています。
テレビCMでも宣伝されており、知名度がとても高いビットコインの販売所です。
国内にはビットコインを中心に仮想通貨を取り扱う取引所はいくつかありますが、ビットフライヤーはこれからビットコインでのトレードや買い物に使ってみたい方にとてもオススメな販売・取引所です。
ビットフライヤーの特徴と、オススメする理由を紹介します。
ビットフライヤー(bitFlyer)ってどんな会社?
ビットフライヤー(bitFlyer)は、2014年に設立された比較的新しい会社です。
(※2014年はまだビットコイン価格が数万円でした)
それにも関わらず、驚異的なスピードで企業拡大と取引所としての信頼を構築し、現在も拡大を続けています。資本金は業界の約41憶円で企業の規模としては業界トップクラスです。
株主は大手のベンチャーキャピタル
大手のベンチャーキャピタル(投資企業)のSMBCやみずほ、三菱UFJなど大企業がから多額の出資を得ています。
これら大手の企業から出資を得られるということは、やはりビットフライヤーの企業としての信頼性と将来性を表しているのではないのでしょうか。
取引高は世界一
上のグラフで分かるように、取引高は全取引所中トップです。ビットコインだと16万BTC、約1700憶円以上の取引高になります(24時間計算)
※2018年3月時点
このランキングは日本のみならず世界中の取引所を対象としていますので、世界中の仮想通貨の15%がビットフライヤーで取引されているということになります。
取引高がずば抜けている理由として、レバレッジ取引を行っており、その倍率が他の取引所より高いこともあげられます。
安定した有名通貨を取扱い
ビットフライヤーでは以下の7つの仮想通貨を取り扱っています。
ビットコイン(BTC) | 時価総額:$193,138,139,250 第1位 |
イーサリアム(ETH) | 時価総額:$84,910,165,953 第2位 |
イーサリアムクラシック(ETC) | 時価総額:$3,004,344,447 第15位 |
ライトコイン(LTC) | 時価総額:$11,969,637,944 第5位 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 時価総額:$21,828,522,843 第4位 |
モナコイン(MONA) | 時価総額:$308,321,640 第63位 |
リスク(LSK) | 時価総額:$1,964,355,427 第19位 |
2018年3月3日時点
現在仮想通貨は1000種類以上あるといわれています。上の表のように時価総額ランキングで上位にランクインする価値の高い通貨を取り扱っています。
仮想通貨の価値は必ずしも時価総額のみで判断できるものではありませんが、時価総額が高いほど将来性を期待し投資を行っている人が多く、ある程度の信頼を得ている通貨と言えます。
取扱い通貨の数は多い方ではありませんが、商品としての安全性や信頼性をより考慮した上で、厳選した通貨を取り揃えているといえます。
2018年の2月にはリスク(LSK)を新しく上場させるなど、今後も将来性のあるコインを新規で取り扱うことも期待できます。
また、リスクはビットフライヤーに上場したことで一時40%の高騰を見せました。それだけビットフライヤーに上場することは、その銘柄にとって大きなインパクトがあることだと言えます。また、仮想通貨市場におけるビットフライヤーの存在感を明確にした事象だったのではないでしょうか。
強固なセキュリティを確保
昨今ニュースでも多額の仮想通貨の盗難が話題となっています。世界中で企業や個人を問わず被害は多発しています。
そういった中でビットフライヤーは取引所の中でもセキュリティに力を入れており、顧客の資産保護に万全の体制を構築しています。
ビットフライヤーでは様々な技術で顧客の資産保護への取り組みを公式で発表しています。以下に、代表的なものをあげてみます。
二段階認証
従来のID・パスワード認証に加え、メール、SMS、認証アプリを使用し二段階で認証を行うログイン方法です。現在では主流になってきた認証方法ですが、これがないとアカウントハックの可能性が格段に上がります。
マルチシグ・コールドウォレット
ビットコインのセキュリティシステムである「マルチシグ」を他社に先駆けで導入しました。マルチシグは、トランザクションの認証に複数の秘密鍵を用いるため、一つの秘密鍵を紛失した場合や盗難にあった際に資産を守ることができます。
ビットフライヤーでは、顧客の資産であるビットコインをネットワークから遮断された場所(コールドウォレット)に保管しています。さらに、24時間監視システムと多重の物理ロックにてセキュリティを強化しています。
分別管理
顧客から預かった資産を自社の資産と明確に分けて管理しています。分別管理のメリットは、万が一会社が負債を抱えて倒産した場合でも顧客の資産は保護されることにあります。分別管理では負債の補填として顧客の資産に手を出すことはありません。この資産管理方法は、多くの証券会社で採用されています。仮想通貨の取引所では分別管理を行っていないところもあるので注意が必要です。
また、顧客ごとの入金口座があるため入金した金額が明確に分けられるのも安心できるポイントです。
上記以外にも、次世代暗号システム、最高強度の暗号化技術の導入による通信セキュリティの確保、FW(ファイア・ウォール)による社内環境の防御、WAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)による不正アクセスの常時監視、負荷分散、、DNS サーバー IP Anycast の導入によるネットワークの負荷分散、パスワードの強度チェック、ログイン一定回数試行後のアカウントロック機能、ログイン履歴の管理、自動タイムアウト、自社開発のビットコインデーモン等々・・
リスクに対して、技術的に何重ものセキュリティを構築しています。
また、運用方法においても、
重要な登録情報の変更の際は電話で本人確認を行う、SMSによる本人確認、Facebook連携による本人確認、IDセルフィーによる本人確認など、本人以外からの不正利用が行われないよう徹底した運用方法をとっています。
※IDセルフィーとは:本人確認資料(運転免許証など)と本人が一緒に映った写真を提出することで、提出資料の正当性を証明する方法。
以上のようなセキュリティは、銀行などの金融機関より強固なものと言われています。利用するにあたり、多少面倒と感じる部分もあるかもしれませんが、ハッキング被害を受ける可能性がある仮想通貨ではこのくらいがより安心して資産を預けられる環境ではないでしょうか。